「総務やさん」第1092号
●昭和のマネジメントが通用しない時代
・・・・河合 めぐみ(かわいめぐみ)
2025年度の年末年始は、最長10連休という曜日の並びもあり、旅行や帰省等で東海道新幹線を利用した方が非常に多かったようです。
12月26日からの10日間の新幹線利用者数の1日平均は44.2万人となり、1991年度の統計開始以来、過去最多を記録したそうです。
混雑緩和の対策として、東海道新幹線の「のぞみ」全列車が全席指定席で運行されました。大型連休では自由席をなくすことで、より多くの利用者が予約着席し、ホームなどで長い待ち時間を要することなく旅行できるようにしたものだといいます。今年は年末年始・ゴールデンウィーク・お盆時期に加え、シルバーウィーク(9月18日~23日)も同じ対応となるようです。今後も大型連休に「のぞみ」に乗る際には予約状況にご注意ください。
過去最多の旅客数となった年末年始を大きな遅延なく平常運行で乗り切ったことからもわかるように、東海道新幹線はその正確さで世界的な評価を受けています。1列車あたりの平均遅延時間はたった24秒なのだとか。この遅延率の低さは、世界の他の高速鉄道と比較しても群を抜いており、日本の技術力と運行管理能力の高さを象徴しているといえるでしょう。
新幹線の運行に関わる全てのスタッフの連携が、驚異的な定時運行率を実現しています。その正確な運行を支える中心には、運転士や車掌の存在があります。特に運転士は秒単位でのダイヤ確認、速度調整を求められるそうです。
また清掃チームの「7分間の奇跡」と呼ばれる車内の清掃時間も鍵となっています。ゴミの回収から座席の整列まで、短時間で全てを整えることにより、乗客が快適に利用できる環境を提供するとともに、遅延を生じさせない運行を可能としています。
そして、運行が終了した深夜帯を利用して、線路や車両の点検作業が行われます。この保守作業を担当するスタッフたちは、日々新幹線の安全性を支える縁の下の力持ちです。普段はあまり目にすることはない保守・点検スタッフですが、トラブルが発生した際には迅速な対応を行い、ダイヤの乱れをなるべく防ぎ、乗客への影響が少なくなるように尽力してくれています。
このような高いチームワークの背景には、スタッフ間の信頼関係や継続的な訓練が大きく寄与しているといえるでしょう。この連携こそが、日本が誇る新幹線の正確性と遅延率の低さの秘密のひとつなのではないでしょうか。
日本が誇る高いチームワークはこの2月から始まった冬季オリンピックでもきっとたくさんみられることでしょう。
2026年はオリンピックイヤーです。ミラノ・コルティナで2月6日から開催されている冬季オリンピックは、新競技である「山岳スキー」やNHL選手の復帰によるアイスホッケーが注目されています。2004年にフジテレビ系で放送されたドラマ「PRIDE」を最近見返したこともあり、個人的にもアイスホッケーは楽しみな競技です。
ただ、開催地ミラノとの時差が8時間ほどありますので、リアルタイムで視聴する場合、放映時間は夕方から翌朝にかけてとなります。計画的に観戦し、寝不足にはくれぐれもお気をつけください。
